CULTURE 9 「好きな祈りを」


ある儀式の前にお父さんが言った。


『何を祈っても構わんよ、
どんなことでもだ。
金もうけのことでも、
自分自身の幸せのことでもいい。』


彼等の考え方は「個人の自由」が大前提にある。
「個人の自由」とは「個人の強さ」を必要とし
「個人の強さ」は「強力なバランス」の上に成り立つ。
だからそれは「自分だけ」では成り立てない。


あなたが幸せになれば周りも幸せになっている。
あなたが強くなれば困っている誰かを助けることもできる。

あなたが本当の意味で幸せになれる状況はあなた一人でできることではない。
悪いことを望めば悪くなる。
いいことを望めば一人占め出来るわけがない。
バランスをとることが大事だ。
だからバランスをとるために祈っている。
結局「祈ること」は自分以外に向かわざるを得ない。


大好きなブッダの言葉がある
『天上天下唯我独尊』
これに続く


CULTURE 10「メディスン」